赤尾滋樹先生 新支部長就任インタビュー

汗ばむ陽気となった平成29年6月某日。6月8日付で近畿税理士会生野支部の第11代支部長に就任された赤尾滋樹先生に、新支部長としての抱負や今後のビジョンなどを聞いてきました。

(聴き手は生野支部Web担当の島田です。なお、以下の文章は関西弁のイントネーションでお読みください。)

赤尾滋樹先生 新支部長就任インタビュー

 

-新支部長就任おめでとうございます。どうですか、今のお気持ちは?

 

大役を任されることになりました。頑張っていこうと思ってます。

 

-赤尾先生は生野支部に在籍されてもう長いと思うんですが、赤尾先生から見て生野支部のいいところはどこですか?

 

そうですね、お互いの顔が見えるところじゃないですか。小規模な支部ならではのアットホームな雰囲気というか、全員顔見知りというか。

 

-では逆に、今の生野支部の課題というと?

 

若い世代の新規加入がほとんどなくて、支部の運営を手伝ってくれるメンバーがいなくなってきてることですね。島田先生もご存知やと思いますけど、生野支部の所属税理士50人強のうち半分以上が65歳以上。支部の役員というのは普通、先輩から若い世代へと順番に引き継がれていくものですけど、今の生野支部は若い世代が入ってこないんで、それができなくなってきてます。なので現執行部は顔ぶれがほぼ固定化してて、負担感が大きくなってきてますね。このままではいずれ限界が来るんで、その辺りを何とかしていかなあかん、という思いはあります。

 

-そういった状況を踏まえて、就任中に取り組みたいと考えていることはありますか?

 

まずは、支部所属の税理士みんなに協力してもらうことが必要です。人数が増えない以上、今いるメンバーで何とかしていかなあきませんから。先輩後輩関係なく全員で、支部の活動に積極的に参加してもらいたいです。そうしないと、いずれ支部の仕事を当番制というか、強制的に割り当てて分担してもらわなあかんようになってしまうかもしれません。まぁそんな風にならないためにも、みんなに協力してもらえるような仕組みづくりを本格的に考えていく必要があるでしょうね。

あとは、若い世代の税理士に加入してもらうための取り組みがいると思ってます。『小さな支部はいろいろ仕事をやらされて煩わしいから、大きな支部に登録する』という方も多いと思うんですが、小さな支部には小さいなりの良さがあるということを知ってもらいたいです。

そのために、支部としてインターネットでの発信を強化していく方針です。生野支部のホームページやSNSで支部役員の人柄やキャラクターを積極的に発信して、支部役員の知名度アップを図ります。それが支部運営を手伝うことのメリットの1つになるようにしていきたいと考えてます。

あと、まだ計画段階ですけど、後継者のいない税理士がリタイアする際の事業承継窓口を支部に作るのはどうか、と考えてます。生野支部が間に入って、支部所属の税理士に顧問先を承継してもらうような仕組みがあれば、安心してリタイアできるでしょうし、顧問先を譲ってもらえるチャンスがあるというのは若い世代を呼び込むポイントになるんじゃないかと。

 

-支部を運営していくに当たっては、税務署や納税協会など外部機関との連携も大切だと思います。

 

先輩方が今まで頑張ってきてくれたおかげもあって、生野支部は各方面と割と良好な関係性を築けてると思ってます。現在の良い関係を引き続きキープしつつ、より良く発展させていければ、と考えてます。

 

-では、最後に一言お願いします。

 

生野支部はいい支部なので、ぜひ若い世代の方々に入ってきてもらって一緒に盛り上げてもらいたいですね。そのためにも若い方々にも何かメリットのある支部運営を考えていこうと思ってます。

 

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